2017.06.25

「”オプションメイクスキル”がないから、他店が何をしているか気になって仕方ない」



他社事例はひとつの答え合わせにしかならない


ほかのサロンが何をしているのか気になってしかたない



美容室経営者や美容師さんたちと話をしていると、もっとも多くの人たちが気にするのが、


「ほかのサロンは何をしているの?」


ってことです。
うまくいった事例を聞かれます。
(知ったからといってそれを実践するかと言われたら、そうでもない人も多い)


同業他社が何をしているかを知ることは大切なことです。


「あぁ、なるほどねぇ」


わかっている人の反応は、ある種の”答え合わせ”みたいになっていて、多店舗の成功を嬉しそうに聞いています。



そしてもっと大切なのは「なぜ、その方法が成功したか」を分析することだと思っています。


成功(した)方法を知るだけでは何も実行されません。

そのあとに、

「じゃ、こんなこともできるよね」


という選択肢を自ら作ることができるか、です。


オプションメイクスキルが世界を拡げる



”ひとつの道がある”と見えてきたときに、「こんな道もある」「この道はどうだろうか」という違う道を導きだすことができる能力を、勝手に”オプションメイクスキル”と呼んでます。



選択肢を作る技術



情報は知っただけで変な満足感を得てしまう




「石さんは、全国の美容師さんたちの情報を持っているから」

って言われます。
それはそれで持っているのかもしれませんが、実際のところ、事例を知ってからが大切なのです。


オプションメイクスキルを高めるためには、その成功事例の分析が不可欠です。


私の思考法としては、



(1)対象者は誰で、
(対象者の環境分析が前提)


(2)何が目的で、
(対象者によって目的は明確に違う)


(3)目的達成のためにまず何が絶対条件で、
(具体的に何がもっとも最低限の条件なのか)


(4)絶対条件を果たすためには何が必要条件で、
(最低限の条件を満たすための前提条件)


(5)いくつかある必要条件をクリアするための方法は何があるのか。
(前提をクリアするための具体的な方法)


(6)その方法の中で今回の条件(環境)に適応するのはどれか(または複数)。



ここまで考えられれば、すべき方法なんてのは、いくらでも見つかります。

一風変わった方法をたくさん見つけることができる



それは業界の慣習とは違っていても、業界の常識とは違っていても、今まで聞いたこともない方法だとしても。

この方法をすることによって得られる結果は論理的に道筋が通っていれば、問題はないわけです。


この思考の流れが作れれば、いくつものオプションを導きだすことができるはずです。

そのあとは、それぞれのオプションを実行するための手札や条件、環境を整備できるか、準備できるか、スケジュールは間に合うのか、、、などなどを検討すればいいだけです。

思考の選択肢は増えてもモメることはない



これだけで幅広い視野で物事を検討することができます。
数多くの選択肢があったとしても、モメることはありません。最後は、それが実行できる条件が今、整っているのかを考えるだけでいいからです。


議論が紛糾するのは、その方法が正しいのか、を議論してしまうから。

「とは言っても、その方法はさ、、、」
「うちにはあわないなぁ、その考え方は、、」

なんてことを言っているうちは、オリジナルの成功事例を作ることはできないんだなぁ、と感じてしまいます。


私が知るうまくいっている経営者さんや美容師さんの思考の流れは、大方、こんな感じになっていると思います。




この記事を書いた人
石渡武臣
美容室業に求められている新しいビジネスの可能性を”デジタル化”を武器として、支援していきます。業界に”今までなかった”を”あって良かった”に変えていく。ぜひ、ご期待ください。