2018.02.02

『星屑のなかを雑念ワゴンで、ひとりっきり~ダークな街で、色彩豊かな景色を作る人々~』

「某30代男性向け週刊誌」の編集者、

なべちょーさんからの依頼によって、

リサーチすることになった

「池袋ハードコア企画」

 

 

前回までの流れはこちらを。

『星屑のなかを雑念ワゴンで、ひとりっきり~色々な人とイロイロな出会い、別れ~』

 

 

|かつての池袋西口は危険極まりない街

 

 

さて、某月某日、

池袋・西口公園。

 

 

時間は14時ごろ。

 

 

曇天の空からは、

いつ雨が降り落ちてきても、

おかしくない空模様。

 

 

 

ここは私が生まれ育った街。

ただ東口出身の私たちには、

子どもの頃、

西口には行くな、

と言われ続けてきた。

 

 

今と違って、

私が子ども時分の西口は、

正確に言うと北口だが、

アウトローな街だった。

 

 

|いよいよ集まってきた、ギャングたち

 

 

さて、待つこと10分ほど。

 

 

西口公園の、

池袋駅と反対側の入り口から、

若者が二人入ってきた。

 

 

 

あ、あれ、あれかな?

 

 

そう、

その2人組は、

赤い上下のジャージを着ていたからだ。

 

 

公園広場中央の噴水の前に来て、

ヤンキー座りをした。

 

 

ギャングもあういう座り方するんだな、

と感心したものだ。

 

 

 

|現れたギャングたち、、、なにかおかしい?

 

 

まだギャングな同級生は現れない。

 

恐らく”色”がついたとはいえ、

見れば分かるだろう。

 

 

 

すると不思議なことが起きた。

西口公園の駅側の入り口から、

また若者たちが入ってきた。

今度は3名。

 

 

 

いや、人数が問題なのではない。

 

 

問題は彼らの服装だ。

 

 

先ほどのギャングは、赤。

今度の3人組は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青!

 

 

 

 

 

 

青!?!?

 

 

おいおい、本場では、

赤と青はライバルなんじゃないか?

これは抗争が起こるのか!?

 

 

 

緊張が走る。

 

 

俺にだけ……。

 

 

 

|緊張の瞬間はまだまだ終わらなかった!

 

 

青いギャングが中央の噴水に近づこうとしているとき、さらに問題が発生する。

 

 

立教大学のほうから2名の若者が。

 

 

彼らの服装は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色!

 

 

 

 

 

 

おいおいおい!!

どうなってるんだ!!

 

 

 

この黄信号をきっかけに、

 

 

 

スカイブルー

ピンク

ホワイト

ブラック

 

 

 

集まるわ、集まるわ……

 

 

その様子はまるで、

芸能界大運動会。

 

 

中身はギャングだが。

 

 

|色は混ざれば黒くなるはずなのだが……

 

 

その色とりどりの絵の具が、

混ざり合うことなく、

噴水のもとに集まった。

 

 

 

 

和気あいあいと。

 

 

 

 

そこは嘘でもいいから、

にらみ合うとかさぁ……

 

 

 

すると俺の背後から

 

 

「おみ??」

 

との声。

 

おぉ、、同級生だ。

 

 

 

「あ、みんな来てるなぁ」

 

 

と噴水に集まる絵の具たちに声をかけた。

 

まったく混ざり合わない

若さ輝く水彩画がゆっくりと動き出した。

 

 

 

 

つづく。

 

 

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この記事を書いた人
石渡武臣
美容室業に求められている新しいビジネスの可能性を”デジタル化”を武器として、支援していきます。業界に”今までなかった”を”あって良かった”に変えていく。ぜひ、ご期待ください。