2018.02.05

『星屑のなかを雑念ワゴンで、ひとりっきり~仮説は小説より奇なり~』

「某30代男性向け週刊誌」の編集者、

なべちょーさんからの依頼により、

リサーチしてきた

「池袋ハードコア企画」

 

 

前回までの流れはこちらを。

『星屑のなかを雑念ワゴンで、ひとりっきり~きっかけは突然にはじまる、ラブストーリーのように~』

 

 

 

|情報をどれだけ持っているか

 

 

図書館で調べものをして、

大量の資料を手に、

私は編集部へと戻った。

 

 

なべちょーさんの計らいで、

会議室をひとつ貸してもらった。

そこで記事を作るように、と。

 

 

通常、ひとりのライターに、

会議室を貸してくれることなんて、

あまり考えられない。

 

にもかかわらず、

なべちょーさんは、

ここに資料を広げて、

記事にしろ、と。

 

特別な取り計らいだった。

 

 

|バラバラの情報をパズルのように組み合わせる

 

 

私は会議室に入って、

図書館でまとめてきたメモを広げた。

 

そして地図を並べ、

電車の時刻表を広げ、

ワープロを立ち上げた。

 

 

カラギャン(と思しき)事件を、

時系列ごとに並べてみた。

 

 

 

最初は埼玉県の北部、中部、

東京都の埼玉県寄り、

そして渋谷……

 

私個人が直近で確認したのは、

六本木のクラブでだった。

この流れから導き出した、

 

 

私の仮説……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カラギャン埼京線上京説」

 

 

 

|仮説は圧倒的な情報量から成り立つ

 

 

記事はこんな展開にした。

 

 

(厳密に言えば埼京線だけではないが)

埼玉県北部で生まれたカラギャンは、

埼京線で東京へ乗り込み。

そして恵比寿で乗り換えて、

六本木へ。

 

それは人の移動ではなく、

文化の伝染だった。

 

もちろん人の交流もあったと思うが、

徐々に都心部に、

カラー文化が伝播していった。

 

 

 

そして……

 

最終的には、六本木で、

(クラブの用心棒とか)のギャング(黒人)に出会って、本物を知る。

そして文化的な廃りとチカラの差を知ることで消滅していく。

 

 

そんな内容だった。

 

 

 

|根拠のある仮説は認められる

 

 

今思えば、

こんな私の妄想が、

ひとつの記事になるとは、

驚きでしかないが……

 

 

実際に、記事として発売された。

 

見開きの小さな記事だったが。

 

 

しかし、

そこで感じたのは、

情報を集めてまとめて、

そこから仮説を立てることの、

意義と意味、そして楽しさ。

 

 

仕事の本当の喜びを感じたのは、

このときが初めてだったかもしれない。

 

 

 

 

おわり。

 

 

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この記事を書いた人
石渡武臣
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