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2015.02.07 Sat
『5年以内に美容室に導入したい“マーケティング+データサイエンス”的発想、という話。』




最近、一般企業において、
「データサイエンティスト」
という職種が注目されています。

あらゆる事象がデータ化されて、
いわゆるビッグデータと言われる、
重要な数値が蓄積されているわけです。

そのビッグデータを扱うのが、
データサイエンティストでして、
資格も発行されているのですが、
その仕事内容は、なっかなかに、
多岐にわたっています。

必要なスキルとしては、
かなりざっくり言うと、

●データを集めるITに関わるスキル
●ビッグデータを分析するマイニングスキル
●経営や業界の知識をもとに自社にフィットさせるスキル
●フィットさせた予測モデルを最適化させるマネジメントスキル


これはかなりアバウトな表現ですが。
これらのスキルをもとに、
企業に合わせたスタイルで、
データ分析をアウトプットしていくのが、
データサイエンティストの仕事だと思います。

私個人としては、
ここにマーケティングの要素が入ってくると思います。

一般的にマーケティングって言うと、
市場を分析する人というイメージがあると思います。
ただ私は、そうは思っていなくて、
マーケティングというのは、
市場を分析して、さらに予測しないといけない。
もっと言えば、市場を作ることまでが、
マーケティングだと思うのです。

だから、
マーケティングのプロです、
と言って、
「今の美容市場はこうですから、
こんな施策をしないといけないのです!」
なんて言っている人を信用していません。

私は素人ですので、正しくないかもしれませんが、
少なくとも美容室における今のマーケティングって、
市場全体のことを検証する(ことも大事ですが)よりも、
エリアや顧客の分析をまずしてから、
エリア動向や将来性を見据えて、
顧客や見込み客の動きを予測しつつ、
その流れを作っていくことだと思うのです。

これには市場の動きだけでなく、
美容従事者(技術者)のことも知らないといけないし、
当然ながら、データマイニングできる知識も欲しい。
(それがデータサイエンティストとしての仕事)
そして、
それらを美容師さんに分かりやすく説明できて、
サロンワークのなかに取り込めることと、
実際のサービスとして落とし込めるコンサル力が、
必要になるのかな、と思っています。

今後、とても近い将来、
IoTの時代になるわけでして、
大量のデータが集まる美容室が、
労働集約型のビジネスモデルから、
総合的に高付加価値のビジネスに転換するには、
この発想を転換しないと、
新しい世界を見ることはできないと思うのです。


と、今日も偉そうに、失礼致しました。

株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣