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美歴マガジン記事一覧 » 『文章を書くことの本質ってどういうことなんだろう、という話。』
2015.02.25 Wed
『文章を書くことの本質ってどういうことなんだろう、という話。』




一応、私はライターや編集者を20年近くやってきました。
え?知らなかった?
ま、そういう人も多いかと思いますが………。

ライターさんや編集者さんによって、
方法論は違うと思います。
ここでは私の記事の書き方について、
少しお話をさせて頂きたいと思います。

これまで書いてきた記事は、
ファッション、グルメ、ノンフィクション、インタビュー………。
なんでもかい。
ま、このいずれもに当てはまる私ロジックを少し。


まず、気をつけていたことをとても単純化すると、

(1)読者は誰か
(2)何を最も伝えたいか

この2点が大前提です。

情報誌を担当していたとき、
読者はどんな人たちか。
例えば20代前半男性(特に大学生)であれば、
「彼らが何を求めているか」。
とことん考える。

ラーメン屋さんに取材すれば、
このラーメン屋さんで
「何を最も伝えるべきか」。
美味しいなんて当たり前、
何が、どう美味しくて、
その理由は何なのか。
目を引くキーワードは何か。
どんな言い回しであれば、
想定読者たちは興味を持てるか。

読む人のことを、
どこまで想いやることができるか。
これが前提条件になります。


少しだけ具体的な話をすると、

100文字の原稿なら、
書きたい内容を書き上げて、
300文字程度の原稿にしたら、
不要な部分をどんどん削っていく。

(1)どれだけ有意義な情報が入っているか
(2)分かりにくい専門用語、言葉はないか
(3)ひとつの文章に同じ言葉を使ってないか
(4)文章の流れは読みやすいか

などなど………
テクニックはたくさんありますが、
書いてみて、時間をおいて読み返せば、
「なんか変だな」
ってところはたくさん出てきます。
それを地道に直していく。

こんな作業を繰り返すことで、
自然と読みやすい文章が書けるようになる、
と思います。


「美味しい」「可愛い」「美しい」
「癒し」「キレイ」「満足」
など、なんにでも当てはまる言葉を使わない、
「非日常」「高付加価値」
「ハイレベル」「お得」
など主観的な表現を使わない。

ほかの文章でも使えてしまうような
慣用句や修飾語を使わないことで、
より多くのボキャブラリーを知らないといけなくなり、
物事をより深く、
多面的に捉えようとするクセがつくようになります。

ほかにもたくさん方法はありますが、
日ごろみなさんが書いているブログも、
まず基本的な、
こんなことから始めれば、
良い練習になるのではないでしょうか。

文章を書くことは、
洞察力を磨き、考察力を高めて、
第三者の目線に立つことができて、
より良くするために語彙を増やす、
ひとつの人間力向上の方法ではないか、
なんて、勝手に思い込んでいます。
(集客のためだけじゃなくてね☆)


今日も、偉そうに失礼致しました。


株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣
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『5年以内に美容室に導入したい“マーケティング+データサイエンス”的発想、という話。』
『そのダサい割引戦略では、お客さんは囲い込めないのでは? という話。』

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