知識人と美容師を繋ぐソーシャルウェブマガジン

美歴マガジン記事一覧 » 『なぜ、練習しても技術が上達しないのか、という話。』
 有料 2015.06.17 Wed
『なぜ、練習しても技術が上達しないのか、という話。』




美容師さんもそうだろうし、
編集者やライターも同じかもしれないが、
技術力の向上は、
仕事をする上で欠かせない要素だ。

またそれら技術職でなくても、
一般サラリーマンだったとしても、
それぞれの職種において、
技術は必要であり、
テクニックを磨くことは、
必須事項だと思う。

仕事を始めたばかりの新人さんだけでなく、
私のような中年でも、
いつまでたっても、
練習や鍛錬というものは重要だ。

美容師さんと話していて、
(大人も若者も同じく)
カリキュラムを設定しているのに、
それなりに練習しているのに、
なかなか上達しない、
という人がいる。

教えている人も、
習っている人も、
上達せずに悩んでいるらしい。

それぞれの人によって、
技術が向上しない要素は様々だと思うが、
話を聞いていて、
ひとつの要因だと思ったのが、

「それぞれの練習に目的がない」

ことではないだった。


目的がない、
というのは少し極端で、
練習している人が、
その目的を理解していない、
と言った方が正しいかもしれない。

カリキュラムをクリアすることが目的ではなく、
その技術を身に付けることによって、
お客さんにどんなサービスを提供できるのか、
そのことを意識することができていない。

早くクリアして入客して、売上を出したい。
そのように話す人がいた。
その熱い想いは大事にして欲しい。
しかし、
恐らく各社が設定しているカリキュラムは、
お客さんに最高のサービスを提供するために必要な、
最低限の技術設定になっているのだと思う。
であれば、
ひとつひとつの過程を、
お客さんの、
さらにお客さんのどの部分のために
必要な技術なのかを理解していないと、
身に付かないような気がする。

ハサミすら持てない新入社員でも、
そのブローでお客さんがどう美しくなるのか。
その目的を想像して練習に励めば、
きっと成長の度合いは違うのではないだろうか。



なんて。
私の時代はそんなこと考えないで、
超職人的しごかれ方をしましたけど(笑)。
美容師さんでもないのに、
偉そうに失礼しました。
株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣




「美容室のウェブサイトに必要なのは莫大なアクセス数ではなく……、という話。」