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美歴マガジン記事一覧 » 『”競争しないビジネス”という考え方。』
2015.11.06 Fri
『”競争しないビジネス”という考え方。』




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|戦わないという戦術|
ちょっと前に
「ブルー・オーシャン」戦略
なんて言葉が流行った。

他の人たちがやっていない、
そういう市場、そういう方法で、
勝負することがビジネス的勝利への
重要な道筋である、ということ。

シリコンバレーでもっとも注目される
起業家であり、投資家ででもあり、
PayPalの共同創業者である、
ピーター・ティールが書いた
『Zero to One』
という書籍を読んでいて、
興味深いことが書いてあった。

とてもざっくり言ってしまうと、
”競争をするな、独占をしろ”
ということだ。

|競争の歴史に生き残る|
経済の歴史は、
競争の繰り返しであることに異論はない。
人類の発展もきっと、
他者との競争があったからこそ、
テクノロジーが飛躍的に向上した、
これも事実だろう。

しかし、
そこには多くの犠牲者たちがいた。
これも紛れもない事実だろう。

この書籍を読んでみて思ったのは、
(ほかにたくさんあるが………)
ビジネスを行うにあたって、
その犠牲者になってはいけない、
ということ。

そのために競争をしてはいけない、
そう言っているのだと思う。

では、そもそも競争とはなにか。

当然、競い合うことなのだが、
ある側面では、
他者を真似すること、
とは言えないだろうか。

|市場を分析するか、創るか|
ある企業が成功したジャンルに参入する。
隣のお店が始めたサービスに追随する。
成功事例を見つけては、
それを上回るサービスをすること。
ここから競争が生まれる。

みんな、なぜ競争の世界に
身を置いてしまうのだろうか。

実はそれが安心だからだ。

具体的に見える何かと戦うほうが、
人間は安心するのだ。

そこに土台となる方法があるから、
それを上回る技術を開発すればいいし、
そいつらより時間をかければいいし、
寝ないで実行すれば………、
勝てる気がする。

それがある種の安心感に繋がる。

ただ、
この状況が続けば物事は
コモディティー化していき、
最終的には価格競争になる。
値引きすることになる。
利益率を犠牲にして、
労働録を犠牲にして、
疲弊しながら競争することになる。
先は見えている。

だからこそ、
競争してはいけない。
独占しなければいけない。

そう、ピーター・ティールは語る。

|未来を創るということ|
独占状態は不安でしかない。
それがビジネス的成功に繋がるか、
わからないからだ。

このとき大事になるのが、
”未来を創ることができるのか”
という点だ。


小さな市場からスタートして、
その市場を大きく育て上げ、
結果的に独占状態にする。
この未来を描くことができなければ、
そのビジネスのゴールは困難だ。

どんなスタートアップも、
とても小さな市場から始まる。
それでいい。

自分のビジネス領域にあって、
とっても小さな市場でいいから見つけ出し、
その市場で独占状態を保ったまま、
未来を創る計画を立てて、
実行に移すこと。

これが競争をせずに、
幸せな未来に繋げる方法だ。

そんな風に彼は言っているように思う。

|未来を見通すチカラを|
とても共感する。
ほかの美容師さんが見向きもしないこと。
まだお客さんが気づいていないこと。

しかし、、、、、、
”価値があること”
=お金を払うこと
に率先して、挑戦できるか。

これが生き残るのではなく、
勝ち残る、
ひとつの重要な要素なのだと思う。


今日も偉そうに、失礼いたしました。

株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣