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2015.11.27 Fri
『サロン運営の目標管理』美容室経営の目標管理 ~繋がり力経営のすすめ~(第9回)

サロン運営を大きく変える
次世代型電子カルテ
『美歴』

1章 三方よしの目標設定

7)サロン運営の目標管理

 このコラムではサロンのマネジメントを大きく
【経営と運営】
に分けて考えています。

 具体的にはサロンを会社や組織として見た時、
全体マネジメントを経営、
サロンの現場を円滑に回すことを運営
と位置づけ区別しています。

 運営というのはより現場に近いので、
経費や概念といった概念より
個々のスタッフの顔が見える目標管理が
必要になってきます。

 その中でも今回は
サロン運営の目標設定の概要を
お伝えいたします。 

 このコラムの構成上、
第2章からはサロン運営の売上目標設定から
説明してまいりますが、
それはより現場に近い方々にご理解いただきたい
という想いからそういう構成にしております。

 実際にはその後に出てくる
サロン経営の目標設定が重要ですので、
一旦、第2章をお読みいただいて実践し、
その後に出てくるサロン経営の目標設定を
学んでから再び第2章をご覧いただけると、
より効果が高まるものと思われます。


 サロン運営における目標設定は次の手順で行います。



  実際のこの方法で必要な
“集客数”を計算すると、
軌道に乗るまでの集客は
膨大な数が必要であることが分かります。


 多くの美容室経営者の方々がこう言います。

『こんな数の集客………。無理ですよ』


 一方、こんな声も耳にします。
『最近のスタイリストは
30~50万円くらいで売上高が止まる』


 これは、
今のスタイリストに問題があるのではなく、
元々の美容師の成長モデルに問題があったのです。

 つまり、
過去のスタイリストの数字の積み上げ方は
『必ず辞めた先輩からの引継ぎがあった』
ということです。

 誰かがデビューする頃には
400枚のカルテを持っていた店長が退職していた。
 商圏がかぶる地域にその店長が出店すれば
大半のカルテが持っていかれるし、
商圏がかぶらなくても、
ここぞとばかりにお客様は他の店に移ります。

 残りの100枚のカルテは後輩に引き継がれ、
その後輩は“成長した感”は醸し出せる……
というストーリー。

 それが、今は良くも悪くも先輩たちが定着しています。
 だからカルテが回らない。
 挙句、
『今の若いスタイリストは伸び悩んでいる』
となるわけです。

 だから、選択肢は二つ。

 今まで通り
『30歳になれば離職していただくお店』
を目指すのか、
本当の意味でのカルテも積上げに取り組むのか。

 皆さんのサロンでは、どちらを選択しますか?