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2016.02.25 Thu
『より多くのお客様の幸せに貢献する事が使命』美容室経営の目標管理~第15回~


3章 カルテ枚数を基準にした目標設定


2)より多くのお客様の幸せに貢献する事が使命
~必要カルテ枚数の正しい計算方法②~



 前回は『年齢又は年数と売上高の関係性』の話をさせていただきました。
そういった基準が見えてきたときに考えなければならないのは、

『スタイリスト(美容師)は、売上高を上げる為に施術しているわけではない』

ということ。

 その点については職人気質の業界なので
反対意見は出ないと思います。
 しかし、『それならばなぜ?』を
考えなければなりません。


 なぜ美容師をしているのか?


 多くの美容師さんは自身が美容師を志したきっかけとして
『人を綺麗にしてあげたい』
ということをおっしゃいます。
それは素晴らしいことですし、
若いうちからそういった夢や志を持った方々を応援したいですから、
私が美容師さんを応援する動機づけの一つです。

つまり、売上高を上げることが目的ではないが、
より多くのお客様を綺麗にさせていただくということは、
皆さんが美容師である目的の大きな割合を占めているのではないでしょうか?

そういった意味で、売上高の目標や目安が決まれば、
次のような方法で

『必要なカルテ枚数』

は明確にしておく必要があります。


【カルテ枚数を基準にした目標設定】

仮にデビュー一年目で“月平均”30万円の技術売上高を上げたければ………。










年間来店回数を考える際に、現状実績を見るには
『年間来店客数÷年間来店人数(稼働カルテ数)』
で計算できます。

年間来店客数 6,000人(回) ÷ 稼働カルテ数 1,765人 = 3.4回


 『先月の客数は何人だった?』
 『え~と・・・。558人ですね。』
 という会話も、
厳密には“延べ”558人か、558“回”というのが正解ですね。

 いずれにせよこのサンプル事例では、
ひとまず30万円の売上高を上げるためには、
205枚のカルテが必要だということが分かりました。

 次回からそのカルテ枚数を確保する為に、
何人のお客様に入客する必要があるのか?
を考えてみましょう。