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2013.10.08 Tue
時代の流れを読む美容室経営III(強いものが生き残るのではなく、環境に順応できたものが生き残る)
めまぐるしく変わる経済環境にどのように対応するのか。
経営者の皆様は、日々の経営に追われながら、悩んでいるのではないでしょうか。

前回は、「どうして理容室が苦しいのか」ということで、理容室苦戦の原因を考えました。

今回のテーマは、「時代の流れを読む美容室経営III(強いものが生き残るのではなく、環境に順応できたものが生き残る)」です。

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恐竜と言えば、強い生き物のように思われますが、絶滅し現在はいません。なぜ、絶滅したのでしょうか。

地球に隕石が衝突し、氷河期になったので絶滅したと言われています。要するに環境に順応できなかったのです。

恐竜の子孫だと言われる生き物もいますから、環境に順応し形を変えたものだけが生き残ったといっても良いでしょう。

私たち人類は、環境に順応し生き残りました。

このことは、私たちのビジネスでも当てはまります。



羊羹の老舗に「虎屋」があります。室町時代後期の創業で、500年以上の歴史があります。

その虎屋の羊羹が、羽田空港のお土産で大人気です。虎屋の羊羹は高いですが、虎屋ファンは大変多いのです。

お土産で喜ばれるから人気がある、当たり前のことですね。

この500年以上の歴史がある虎屋ですが、500年以上前と同じものを作り続けているのでしょうか。

違いますね。


時代とともに人の嗜好は変わります。コーヒーに何個も角砂糖を入れた時代もありますが、今ではブラックで飲む人が増えました。甘さ控えめが好まれる時代になったのです。

私たちは気が付きませんが、支持され続けるものは、時代に合わせて少しずつ内容を変えているのです。


この虎屋が、頑固一徹に同じものを作り続けいたらどうでしょうか。いくら歴史があっても、お客様は受け入れてくれないでしょう。

野球で真のエースは、調子が悪くてもその日のコンデションを分析し、配球を工夫したりして、勝ち投手になります。

今日の審判がどこをストライクにとるか考えます。その日の環境に順応しているのです。



お父さんのお小遣いが減っているので、安売りでない低価格のカット店を展開したQBハウス。

同じような低価格カット店は以前からありましたが、大成功を収めたのはQBハウスです。よく考えますと、今の時代だから成功したともいえるのです。