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2013.12.03 Tue
時代の流れを読む美容室経営を考えようVII(先生(社長)は、いつも言うことが変わります!)
「先生(社長)は、いつも言うことが変わります!」と言うのは、実際にある美容室経営者が幹部社員に言われた言葉です。

どうして、このようなことが起きるのでしょうか。


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この連載は、「時代の流れを読む美容室経営を考えよう」というタイトルで書いています。

時代の流れが速いので、時代の流れをよく見て美容室経営を考えましょうということです。


低価格美容室が急速に増えていますが、時代の流れが低価格美容室を求めていると考えることもできます。

失われた20年と言われる日本経済の低迷、そして給与収入の減少、物価上昇、社会保険料の負担増等々を考えますと、生活が苦しいので美容料金も安くしたいのですね。

日本の高度成長期では、右肩上がりで経済成長し、美容室も売上に困ることはありませんでした。

しっかりとした技術があれば、お客様は付き、経営も安定していたのです。



でも、今は違います。

めまぐるしく変わる経済環境に、どのように対応したらいいのでしょうか。

経営者の皆様は、日々の経営に追われながら、悩んでいるのではないでしょうか。

お客様の数が変わらなくても、客単価が下がり、来店間隔があけば売上は減少します。


日本では、リーマンショックがあり、東日本大震災もありました。

そして、福島第一発電所の事故も解決していません。

このような激動の時代に対応するには、どうすればいいのでしょうか。

時代の流れに飲み込まれないように、臨機応変な経営が必要なのです。



しかし、臨機応変な経営と言っても従業員の方々には、なかなか理解されません。

経営は試行錯誤の連続ですから、新メニューを試すこともあるでしょう。

そして、評判がよくなければ辞めることもあるのです。


でも、そんな経営者の試みが、逆に「先生(社長)は言うことが、いつも変わる!」と言われるのです。

勉強熱心な経営者ほど色々なことを考えていますから、臨機応変に対応します。

ただ、経営者が当たり前に思うことが、従業員には理解できずに誤解を招くことがあるのです。

新しいことに挑戦する時には、特に幹部社員にはよく説明し、理解を得ることが必要なのです。



今は、低価格美容室が急速に増えています。

技術を重視する経営と、低価格でお客様の数をこなし売上を重視する経営。

理想と現実のはざまで悩んでいる美容室経営者の方も多いのではないでしょうか。

悩みながらも低価格美容室の出店を考えている美容室経営者も多いですね。

でも、今はまだ低価格美容室が主流ではありませんが、低価格美容室がもっと増えたらどうなるのでしょうか。


あれだけお客様に好評だった牛丼チェーンの低価格競争。

今では、低価格だけでは集客できなくなりました。

美容室も牛丼チェーンのように低価格だけでは、お客様が来店しなくなるかもしれません。

そうなったら、メニューを変えますか。

これからは低価格美容室の時代だと言い、低価格メニューに変え、集客できなくなったらメニューを変える。

従業員に十分な説明をせずにこのようなことをしていたら、経営方針がころころ変わると思われるでしょう。


そのように思われないように、経営者の考えを幹部社員によく説明し、思いを共有しましょう。



いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。

時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。

努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。