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2014.01.21 Tue
時代の流れを読む美容室経営を考えようX(経済ニュースの内容は正しいですが、理解力が必要です!)
今年は、いやでも消費税が増税されます。

一般の消費者を相手にする美容業は、日本経済の動向に大きな影響を受けます。

だから、日本経済の動きを注視するのは経営者として当たり前のことです。

日本経済新聞は読まないとダメだと言われるのは、そのためです。



最近の日本経済新聞の記事を見ますと、日本経済が良くなっているとあります。

社長アンケートの結果でも、売上、利益ともに良いと言います。

でも、美容業の実態と比べてどうでしょうか。

景気が良いはずなのに、美容業では低価格店が増えています。

日本経済新聞の記事が間違っているのでしょうか。

社長アンケートの相手が問題なのです。

確かに、新聞記事に嘘は書きません。

社長アンケートに答えているのは、大企業の社長がほとんどです。


百貨店では宝飾、高級時計が売れていると言います。

円安でトヨタ自動車をはじめとする自動車メーカーの業績が良いですね。

最近私が感じているのは、景気の良い会社の記事が多いことです。

今の日本で問題なのは、大企業の業績は良くなっているのに、中小企業の業績が良くなっていないことです。



日本銀行が昨年11月から12月に実施した「生活意識に関するアンケート」では、1年前に比べて景況感がマイナスとなりました。

「良い」から「悪い」と答えた割合を引いた指数(DI)がマイナス9.2だったのです。

ちなみに、9月調査ではマイナス8.3です。

世間では景気が良いと言われているのに、全体では悪いという人のほうが多い(マイナス)のです。


これらのデータから何を考えますか。


あなたのお店のターゲットの客層が一般に富裕層と言われるお客様であれば、景気が良いので財布のひもは緩いかもしれません。

しかし、個人商店や中小企業で働くお客様であれば、景気が良いという恩恵は受けていないので財布のひもは固いと感じるでしょう。



経済ニュースの内容は正しいですが、理解力が必要なのです。



いつ、どこで、誰に、何を、どうした。



そして、一番大切なのは自店のお客様の分析です。


新メニューを考えるのも、既存のお客様に向けたメニューなのか、新たなお客様に来ていただくメニューなのか。

ただ美容ディーラーに勧められたから新メニューを始める、ではダメなのです。

「このメニューは、お客様の誰々さんに勧めよう」と頭に浮かばなければ。


自店のお客様のことは、実際にお客様に接している皆さんが一番よく知っているはずです。

経済ニュースの内容を理解するように、お客様を理解して考えることが大切なのです。

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いつの時代もそうですが、しっかり勉強をして努力した人が生き残ります。

時代の流れは速く、世の中は激動の時代なのです。

努力は人を裏切らない、私と一緒に勉強しましょう。