2018.01.27

『星屑のなかを雑念ワゴンで、ひとりっきり~備えあれば憂いなし~』

 

|取材とリサーチの大きな違い

 

若手編集者・ライターに

ふっと湧いた独自企画話。

いざ始めるにあたって、

わからないことばかり。

(前回参照 http://bireki.jp/mag/appsupport/2018/01/26/5439/

 )

 

先輩編集者が私に言う。

 

「これはさ、

取材とは言わないんだよね

リサーチっていうんだよ」

 

 

リサーチ……。

なるほど。

取材じゃないんですね。

調査ってことですね。

 

 

|調べるのは基本情報とホテルの特徴

 

で、何をリサーチしてくればいいんですか?

 

 

「ラブホテルにはさ、

看板が入り口にあるじゃん?

あそこに載っている、

ホテル名、料金、営業時間、電話番号、

そして大事なのはホテルの雰囲気。

若い子が行きたいかどうか、ってのは、

とても大事だろ?」

 

 

はぁ、確かに。

でも、そんなのをメモっている時間あるのかな。

 

あれ?

もしかして覚えてくるの?

俺、記憶力弱いっす。

 

 

「覚えてくるなんて

無理に決まってんじゃん」

 

 

ですよね……。

 

 

|メモもとれない究極の場面でどうする?

 

「あとメモもだめだろうね。

捕まる」

 

 

え??

 

「そんなことしてたら、

同業者と勘違いされて、

怖いお兄さんに取っ捕まるよ」

 

 

とっ、取っ捕まる?

あ、だから名刺をもらったのか。

じゃ、、どうすれば……

 

 

「おーい、あれ持ってこい」

 

 

先輩編集者は、

やおら別のライターさんに声をかけた。

 

 

彼が何かを持ってくる。

 

 

あぁ!!!!

 

 

|最新の機器をどう使うか、頭を使え

 

ビデオカメラだ。

 

——今ならスマホで撮影もできるが、当時のガラケーには録画機能はなかった。携帯電話で撮れる写真の画質も悪く、文字を読み取るには向いていなかった。そこで登場したのがビデオカメラだ。

が、お察しの通り、昔のビデオカメラは、そこそこでかい。——-

 

 

おぉ、さすがっす。

ハイテクっす、マスコミ!

ジェームズ・ボンドみたいっす。

 

 

「これを回しながら、

ラブホ街を歩くんだよ。

そうすれば、

調べたいものがすべて録画」

 

いやぁ、本格的だ!

完全にスパイ気分だ。

マスコミのリサーチって、

なんか週刊誌みたいで、

かっこいいっす。

 

 

|出発前に使えるかの確認は重要

 

そこで私は、

編集部の片隅で、

ノールックで録画ボタンが

押せるようになる練習までした。

 

 

 

うん。

完全に犯罪者のそれだ……。

 

 

しかし、

こっちとしては、

捕まらないための、

護身術。

 

ここまで練習すればいい、

と思ったところで、

いざ、

歌舞伎町へと足を向けたのだった。

 

続く。

 

 

↓最新の電子カルテはこちら!↓

美歴の機能について!

 

 

 

この記事を書いた人
石渡武臣
美容室業に求められている新しいビジネスの可能性を”デジタル化”を武器として、支援していきます。業界に”今までなかった”を”あって良かった”に変えていく。ぜひ、ご期待ください。