2019.05.17

【美容室向け MEO対策】Googleマイビジネスの「インサイト」って、どう見たら良いの?

美歴は、グーグルをメインとした、レビュー投稿案内/管理効率化システム「Reviewマネージャー」を提供しています。


「Reviewマネージャー」をご利用いただくにあたっては、グーグルが無料で提供している、店舗型ビジネス向けのページ管理サービス「Googleマイビジネス」にアカウント登録し、店舗情報の投稿やレビューの管理を行なっていく必要があります。


「Googleマイビジネス」には、自店舗の情報がどれだけ見られているかなどの分析ができる、「インサイト」という機能が標準で備わっています。


「インサイト」の重要性


「MEO(マップエンジン最適化)」を考えると、このインサイトの内容を理解することはとても重要なのですが、「いまいち内容がわからない、どう活用して良いのかわからない」といったサロンオーナー様からのご相談を、よくいただきます。

(※MEOに関しては、こちらの記事も参考にしてください。「美容室のMEO支援を3ヶ月間行って得られた3つの知見


そこで、美容室の「Googleマイビジネス」運用支援も行っている私の経験をもとに、「インサイト」を見ると何がわかるのか、そしてどう活用したら良いのかについて、ご紹介いたします。(※PC向け管理画面でご案内しています)


なお、注意していただきたいのは、「Googleマイビジネス」を何の目的で運用しているかによって、数字の見え方が変わるという点です。
ここでは、「自店舗を利用されたことのない地元の人に、より多く知ってもらい、ご来店いただく(=つまり、新規のお客様を増やす)」という、多くの美容室さんがその目的とするであろうことを前提に書いてます。


「インサイト」に表示される分析データの項目ごとに解説いたします。

「ユーザーがビジネスを検索する方法」






最初に出るのがこの円グラフ。主に、「直接」検索の割合と「間接」検索の割合がわかるようになっています。










「直接」とは、ビジネス名(Googleマイビジネス に登録している名前)や住所でピンポイントに検索されたもの。
「間接」は、例えば「地名 美容室」など、お店のことをピンポイントで指し示すものではないワードを使って検索されたもの
を指します。

「直接」検索をしている人は、すでにお店のことを知っている人(顧客様、取引先など)が多いと予想できます。
新規のお客様に知っていただくことを重視するならば、「間接」の割合を高めていくことが重要です。

グラフの集計期間を変更することもできるのですが、





例えば、「四半期」(=直近3ヶ月)と比べて「1ヶ月」(=直近1ヶ月)の方が間接の割合が高くなっているのであれば、良い傾向と言えるでしょう。

「ビジネスの検索に使用された検索語句」


これは、どのキーワードからどれだけ閲覧されたのか、のランキングです。

※ 黒塗りしている箇所は、地名が入っています。





「狙っているキーワード」から、しっかりと流入できているか
どんなキーワードで探している人に注目されやすくなっているか、などがわかります。

新規のお客様向けと考えるならば、前述の「間接」「直接」検索とも絡みますが、店舗名などのピンポイントキーワードより、間接的なキーワード比率が高いことが理想です。

また、「四半期」と「1ヶ月」のランキングを比較し、狙い通りのキーワードがはまっているか(=来店してほしいお客様に見てもらえているか)といった視点でデータを見ると良いと考えます。

「ユーザーがビジネスを検索したGoogleサービス」






このグラフでは、「検索のリスティング」と「マップのリスティング」、それぞれどちら経由でどのくらいアクセスされているかがわかります。

「検索のリスティング」とは、いわゆるGoogleの検索窓から検索されて表示された数。
「マップのリスティング」は、Googleマップの検索窓から検索されて表示された数になります。

「マップの検索」は、お店の場所をピンポイントで探している人である可能性が高いと予想されます。
すでに予約を取っている人が場所の確認をしたり、取引企業さんが訪問時にルールを見たり、といった利用が多いと考えて良いでしょう。

新規のお客様向けを意識するならば、「検索のリスティング」の数を増やしていくことが重要だと考えます。
上記のグラフでいうと、オレンジ色の部分です。このオレンジの幅が大きくなればなるほど、新しいお客様に知ってもらいやすい状況になっていると考えて良いでしょう。

こちらも前述の各データと関わりますが、間接的な検索で引っかかるような施策を打って、それが功を奏しているかどうか測ることができます。

「ユーザーの反応」






これは、店舗の情報を見た人が、次にどんなアクションをしたか、がわかります。

情報を見てくださった人に来店していただくことが最終的なゴールと考えると、「ウェブサイトのアクセス」や「電話をかける」のアクションが増えていくのが理想です。

また、「ウェブサイトへのアクセス」が増えた時、果たしてそこから予約がしやすい動線ができているかどうかは重要です。

「ウェブサイトへのアクセス」が増えているのに、予約数が変わらないといった状況になっていたら、ホームページの見直しを考えた方が良いかもしれません。

数字を見ながら、成果につなげるための具体的な改善アクションに結びつけらえるようにすると良いですね。

「ルートのリクエスト」






これは、スマホページから「ルート」を選択した人の地域の割合がわかります。

どの地域からいらっしゃるお客様が多いのか、すぐに見分けることが可能です。
多くの美容室では、お客様の住所情報を取っていますが、分析に活用できているサロンさんは多くはありません。

インスタ等のSNSの発信の仕方(ハッシュタグに入れる地域名など)や、チラシ等オフラインの販促活動を考える際にも参考になりますね。

「電話」






こちらもスマホサイトから見た際の「電話」ボタンがどれだけ押されているかがわかるグラフです。

「曜日」や「時間帯」でチェックできます。

「いつ予約の電話が鳴りやすいか」がわかるので、情報の発信を何曜日のどの時間帯に行うと有効か、など、具体的なアクションの戦略に活用できます。

「混雑する時間帯」






このデータは、Googleの「ロケーション履歴」に蓄積されているデータをもとに生成されているデータらしいです。
ユーザーのスマホの位置情報がGoogleに自動的に送られる仕組みで、その位置がお店にとどまっていれば、「滞在している」と認識するようです。

不特定多数の人が集まるショッピングモールなどでは有益なデータかもしれませんが、美容室の場合は、決まった席数で予約されるお客様も多いので、わざわざこのデータを見ずとも、お店の方でより正確な情報が把握できますよね。
なので、あまり重視しなくても良いかな、と思います。

「写真」








これはその名の通り、投稿されている写真がどれだけ見られているかや投稿されている写真の枚数がわかります。
面白いのが「同業他社」と比較できること。

近所で同じカテゴリで設定している店舗との比較ができます。

他の分析データと並べたときに、「なぜ写真をフィーチャーしているのか」が疑問に感じますが、Googleが「写真」情報を非常に重要視しているのだろうことが推察されます。
写真がたくさんあった方が、情報を探している検索者にとって、より最適な情報を提供している店舗である可能性が高いという判断をしているのでしょう。

ちなみにGoogleは、「ディープラーニング」「人工知能」を使った画像認識技術がものすごく進んでいる会社です。

投稿されている写真を解析し、例えば「美容室」というキーワードで検索した人に最適な写真かどうかなども加味している、と考えた方が良いと思ってます。

まとめ


いかがだったでしょうか。「インサイト」で表示される内容をしっかりと理解することで、「狙いがうまくいっているか」や具体的な施策の検討にデータを活用することができます。


とは言っても、正確な分析や施策の検討は、ITやインターネット、ウェブに関する専門的な知識がどうしても必要になるのも事実。

美歴は、データ分析や分析に基づくGoogleマイビジネスコンテンツの検討など、運用の支援も行なっています。
ご興味のある方、相談してみたいという方は、お気軽にご連絡ください!

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この記事を書いた人
藤波裕樹
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