美歴カルテ(サロン向け)利用規約

 株式会社美歴(以下「当社」といいます。)は、美容特化型ソーシャルネットワーク「美歴」のサロン向け個別サービス「美歴カルテ(サロン向け)」(以下「本件サービス」といいます。)の内容その他必要な事項について以下のとおり利用規約(以下「本規約」といいます。)を定めます。予め「美歴サロン会員規約」(以下「会員規約」といいます。)に同意いただいた「美歴サロン会員」(以下「サロン会員」といいます。)は、本件サービスをご利用いただくことができます。本件サービスのご利用においては、本規約の内容を完全に理解し、これを遵守していただくことを前提とします。株式会社美歴(以下「当社」といいます。)は、会員制美容特化型ソーシャルネットワーク「美歴」の「美歴サロン会員」について、以下の通り会員規約を定めます。美歴サロン会員は、本規約の内容を完全に理解し、これを遵守していただくものとします。

第1章 総則

第1条(定義)

  • (1)本件システム
    本件サービスの提供に要する設備およびソフトウェア
  • (2)本サイト
    当社が本件サービスを提供するWebサイト
  • (3)操作画面
    サロン会員が本件サービスを利用するためにログインして閲覧・操作する画面

第2条(本件サービス)

  • 本件サービスは、サロン会員が、「美歴カルテ(スタイリスト向け)」を利用するサロン会員と「美歴カルテ(カスタマー向け)」を利用するカスタマー会員との間でやり取りされる美容に関する情報を、本サイト上で閲覧できるサービスです。

第3条(本規約の改定)

  • 本規約は、当社の判断によりサロン会員の承諾なく変更・改定ができるものとします。
  • 本規約の変更・改定の内容について、当社は施行日の1ヶ月前までに会員規約に定める方法でサロン会員に対して通知するものとします。
  • サロン会員が当該変更・改定について同意する場合は、当社所定の手続により同意の意思を表明するものとします。かかる同意は、変更・改定された利用規約の施行日より効力を生じるものとします。

第4条(規約上の地位の譲渡)

  • サロン会員は、本規約に定める自己の権利を事前に当社の承諾を得ることなく第三者に譲渡しまたは担保に供することができないものとします。

第2章 契約の成立

第5条(契約の成立)

  • 本件サービスの利用を希望するサロン会員(以下「申込者」といいます。)は、当社が定める方法によって本件サービス利用を申し込むことができます。
  • 利用申込後、当社が申込者に対して本件サービスの利用開始を会員規約に定める方法によって通知した日を本件サービスの利用開始日とします。

第3章 利用期間

第6条(利用期間)

  • 本件サービスの最低利用期間は第5条第2項に定める利用開始日より1ヶ月とします。
  • 当月中に次条に基づく解約がない限り、本件サービスの利用期間を1ヶ月間更新するものとし、以後も同様とします。

第7条(会員による解約)

  • サロン会員は、当社に対して当社指定の方法により本件サービスの解約申入れを行うことができます。
  • 前項の解約申入れを行なった場合、次の利用期間の満了日をもって解約となります。
  • 本件サービスの有料オプションを利用していたサロン会員が解約を行なった場合、解約までに当社が当該会サロン会員から受領した利用料は当該会員に返還しないものとします。

第4章 利用料金

第8条(利用料金)

  • サロン会員は、本件サービスの利用開始に伴う料金として、当社に対して当社が別途定める金額を支払うものとします。
  • サロン会員は、前項の利用開始に伴う料金に加えて、本件サービスの月次の利用料金として、当社に対して当社が別途定める金額を毎月支払うものとします。
  • サロン会員が支払期日までに本件サービスの利用料金その他債務を支払わなかったときは、支払期日の翌日から完済に至るまで、年14.6%の割合による遅延損害金を当社に支払うものとします。

第5章 サロン会員の義務

第9条(情報公開に伴う注意事項)

  • 本件サービスを利用してサロン会員が全部または一部公開した情報(以下「公開情報」といいます。)は、第三者による閲覧、コピーおよびリンク設定が可能となります。当社は、公開情報であっても第三者の無断コピーおよびリンク設定を認めていませんが、これらを禁じることは技術的に不可能です。サロン会員は、データの公開に当たってはこの点に十分な注意をもって行わなければならないものとします。
  • 公開情報が第三者によってコピー、リンク設定その他悪用された結果、サロン会員に発生した損害について当社は責任を負わないものとします。

第10条(第三者の利用)

  • サロン会員は、本件サービスを第三者に利用させてはならないものとします。

第11条(本件サービス利用上の制限)

  • サロン会員は、自己の責任と負担において本件サービスを利用するものとします。
  • サロン会員は、本件サービスを利用して次の各号の表示をしてはならないものとします。
    • (1)国内外の法令の定めに違反する行為
    • (2)犯罪を勧誘または助長するおそれのある行為
    • (3)わいせつ、暴力、反社会的勢力、性別・民族・人種等による差別、その他公序良俗に反する行為
    • (4)風俗営業等の規制および業務の適正化等に関する法律に定める性風俗関連特殊営業に係る情報を含む行為
    • (5)日本通信販売協会が定める広告に関する自主基準に違反する行為
    • (6)消費者の判断に錯誤を与えるおそれのある行為
    • (7)第三者の財産権(知的財産権を含む)の侵害、プライバシーの侵害、誹謗中傷その他の不利益を与える行為
    • (8)当社と同種または類似の業務に関する宣伝・広告を含む行為
    • (9)当社または本件サービスへの誹謗中傷、当社による業務の運営・維持を妨げる行為
    • (10)ウイルスその他第三者に害悪を加えるおそれのある行為
    • (11)前各号に該当する表示を掲載したWebサイトのURL情報を電子メールおよび本件サービス上のメッセージに記載する行為
  • 当社は、サロン会員が前項各号のいずれかに該当する表示をしたことによりサロン会員その他第三者が損害を被った場合、一切責任を負いません。

第12条(通信利用の制限)

  • サロン会員による行為またはそれに附随する二次的な結果として、当社のサーバー等に過大な負荷を与えた場合、またはそのおそれがある場合、当社は、サロン会員の利用を制限または損害賠償を請求することがあります。
  • 前項に基づく利用の制限に関し、当社は一切の責任を負わないものとします。

第13条(削除権等)

  • サロン会員が第11条第2項に違反した、または違反するおそれがあると当社が判断したときは、当社は事前に予告することなく、当該サロン会員に対して本件サービスの利用停止ができるものとします。
  • サロン会員は、前項の措置によって被った損害の賠償を当社に求めることはできないものとします。但し、第11条第2項に該当しないにも関わらず、当社の故意または重過失により当社がこれに該当すると判断した場合はこの限りではありません。
  • 当社が第三者から、サロン会員が第11条第2項に違反しているおそれがあることを理由に、サロン会員の住所および名称の開示を求められた場合、当社はこれらの事項を開示することができるものとします。

第14条(本件サービス利用上の紛争)

  • 当社は、サロン会員と第三者の間に生じたいかなる紛争についても責任を負わないものとします。

第15条(苦情処理等)

  • サロン会員は、本件サービスの利用において発生した第三者からの苦情等のトラブルは、サロン会員と、他の会員その他第三者との間で解決するものとします。
  • 前項にもかかわらず、当社がサロン会員と、第三者との間の紛争に巻き込まれ、当該紛争解決の費用を支出したときは、サロン会員は、その訴訟費用、弁護士費用、購入者に対して支払った解決金その他当社の支出した一切の費用につき、当社に支払うべき責めを負うものとします。
  • 本条第1項にもかかわらず、当社がサロン会員と、第三者との間の紛争に巻き込まれた場合、サロン会員は当社に対して必要な協力を行うものとします。

第6章 サービス品質の保証

第16条(サービスの提供)

  • 当社はサロン会員に対して操作画面を開設します。
  • 本件サービスの提供時間は、本件システムの更新等のための計画的な停止や災害等による緊急停止の場合を除き、原則として1週7日間、1日24時間とします。

第17条(月間稼働率の保証)

  • 当社は、本件サービスの月間稼動率99.5%を保証します。
  • 月間稼働率は、以下の算式により求めるものとします。

        月間稼働率(%)= (月間総時間数 −「ダウンタイム」) ÷ 月間総時間数 × 100              
  • 本件サービスが備えるいずれかの機能がダウンした時間をダウンタイムとして月間稼働率算定の対象とします。
  • 本条第1項で保証する月間稼働率は、実績に基づき見直しを行う場合があります。
  • 以下の各号に該当する場合は、月間稼働率算定に係るダウンタイムの対象外とします。
    • (1)本件システムの点検、修理、補修等のための停止
    • (2)当社の管理管轄外において本件システムに影響を与える通信機器若しくはコンピュータまたは通信回線等の事故による停止
    • (3)その他不可抗力事由による停止
    • (4)当社の管理管轄外での障害による停止
    • (5)当社指定の動作環境外での使用による停止

第18条(セキュリティ)

  • 当社は、本件システムのセキュリティを維持するために必要な以下に定める対策を講じるものとします。
    • (1)ファイアウォール※1
       本件システムをパケットフィルタリング※2等の機能を有するファイアウォールによって保護します。
    • (2)操作画面
      • (ア)暗号化通信
        サロン会員のWebブラウザと登録サーバー間のデータ通信を暗号化いたします。(但し、SSL非対応の携帯端末を使用されるサロン会員は暗号化通信を利用できません。係る場合に備えて、本件サービスではサロン会員の選択により暗号化通信を利用しないことが可能な仕様になっています。なお、サロン会員の選択により暗号化通信を利用しなかった結果生じるいかなる事象について、当社は責任を負いません。)
      • (イ)認証
        IDおよびパスワードで認証を行います。
      • (ウ)アクセス方法
        操作画面へのアクセスに以下の方法を提供します。
        (a)インターネット経由
    • (3)不正ソフトウェア対策
      本件システムを不正ソフトウェアから保護するために、セキュリティ関連情報の収集および分析、必要なセキュリティパッチの適用等の対策を講じます。

第19条(バックアップおよびデータ保護)

  • 当社は、毎日最低1回、本件サービスのデータベースのバックアップデータを保存するものとします。なお、バックアップデータの保持期間は14日とします。
  • 当社は、前項のバックアップデータを毎日1回遠隔地に再度保存するものとします。
  • 当社は、一部の通信機器を除き、本件システムを構成する全ての機器を多重化し、万一、ハードウェア故障が発生したとしても、データ損失や長時間に及ぶシステム停止が発生しない体制を維持するものとします。

第20条(ログの保管期間)

  • 当社は、操作画面のログインおよびログアウト履歴を 10ヶ月間保管します。

第21条(本件システムの更新)

  • 当社は、本件サービスの不具合の修正や改善、機能拡張等のために、以下の定めに従い定期的に本件システムを停止して更新を行うものとします。
    • (1)更新時間
      予め本件システムの更新時間を定め、事前にサロン会員に通知します。
    • (2)更新の期待値
      • (ア)更新頻度
        半年に1度以上の頻度で本件システムの更新を行います。
      • (イ)本件システムの停止時間
        本件システムの更新に伴う本件システムの停止時間は、必要最小限となるように努めます。
    • (3)更新の影響
      本件システムの更新に伴う本件システムの停止時間帯においては、本件サービスの一部若しくは全ての機能が利用できない場合があります。
    • (4)失敗時の復旧と反転手順
      想定外の事由により本件システムの更新に失敗した場合、以下の手順に従い、更新前の状態に復旧するものとします。
      • (ア)変更したファイルを全て更新前のものに復元
      • (イ)データベースに関する内容が含まれる場合、バックアップから復元
      • (ウ)必要に応じて、各プロセスの再起動
      • (エ)動作確認
      • (オ)復旧後、失敗の原因、対応を速やかにサロン会員に通知

第22条(緊急を要する本件システムの更新)

  • 本件サービスの提供に致命的な支障がある場合、または致命的な支障を来すおそれがある場合、当社は以下の手順に従い、速やかに本件システムの更新を行います。
    • (1)状況を通知
    • (2)本件システムを更新
    • (3)原因および対応を通知

第23条(調査)

  • 当社は、本件システムについて、以下の定めに従い、監視または障害発生時の対応を行うものとします。
    • (1)システム監視
      監視サーバーによる24時間365日の監視体制を整備し、5分毎に以下の項目を監視致します。
      • (ア)ping ※3による生存確認
      • (イ)http ※4、smtp※5、dns※6、ntp※7の各ネットワークサービス
      • (ウ)システム負荷状況(CPU※8、メモリ※9 の使用状態)
      • (エ)ハードディスクの使用状況
      • (オ)プロセス※10の動作状況(本件システムを構成する各プロセス)
      • (カ)ログの情報
    • (2)ダウンタイムの検知・計測方法
      • (ア)障害発生時刻
        監視サーバーによる異常検知後、当社監視担当者による状況確認の結果、障害と判断された時刻を障害発生時刻とします。
      • (イ)障害復旧時刻
        本件サービスが利用できる状態になった時刻を障害復旧時刻とします。
      • (ウ)ダウンタイム
        障害発生時刻から障害復旧時刻までの時間をダウンタイムとします。
    • (3)障害検知時の対応
      障害検知時の対応手順は以下のとおりとします。
      • (ア)監視サーバーより異常検知通知の発信
      • (イ)当社監視担当者による状況調査、障害確認
      • (ウ)障害発生時刻から1時間以内にサロン会員に状況を通知
      • (エ)障害復旧作業
    • (4)法的執行機関への報告手順
      発生した障害が法的執行機関への報告を要する場合は、以下の手順に従い報告します。
      • (ア)被害拡大の防止措置
      • (イ)侵害対象への警告
      • (ウ)各機関への報告

第24条(災害等による障害時の対応)

  • 当社は、災害等の偶発事故による障害に備えて障害復旧計画を策定し、万一災害等の偶発事故が発生した場合は、当該計画に従い復旧します。

第25条(事件・事故等の報告)

  • 当社が、本件サービスの遂行に支障が生じるおそれがある事件・事故等の発生を知ったときは、その事件・事故等発生の原因の如何にかかわらず、当社は速やかにその旨をサロン会員に報告し、速やかに応急措置を行うものとします。

第26条(サポート窓口)

  • 当社はサポート窓口を設置して、本件サービス利用上の質問や相談に速やかに対応または回答します。
  • サポート窓口の対応範囲は、本件サービスの利用に関する事項に限るものとします
  • サポート窓口で受け付ける質問や相談は、サロン会員からのものに限ります。
  • サポート窓口の対応時間は、営業日の午前10時から午後6時までとします。
  • サポート窓口への連絡方法は以下の各号のとおりとします。なお、下記の連絡先は当社からの事前通知をもって変更できるものとします。
    (1)メールアドレス:support@bireki.jp

第27条(第三者への委託)

  • 1 当社は、本件サービス提供のために必要な業務の一部を、サロン会員に事前に通知した上で第三者に委託することができるものとします。但し、当該第三者に当社は本規約と同等の義務を負わせるものとします。
  • 2 前項にかかわらず、当社は、本件サービスを提供するために必要なコンピュータープログラムの開発業務の一部を第三者に委託することがあります。但し、当該第三者に当社は本規約と同等の義務を負わせるものとします。

第7章 サービスの停止

第28条(サービスの停止)

  • サロン会員は、本件サービスが下記の事情により一定期間停止される場合があることをあらかじめ承諾し、これによる損害の補償等を当社に請求することができないものとします。
    • (1)本件システムの点検、修理、補修等のための停止
    • (2)通信回線等のインフラストラクチャーの事故による停止
    • (3)不可抗力事由その他当社の責めに帰すことのできない事由による停止
  • 当社は、前項による本件サービスの停止が生じたとき、または生じるおそれがあるときは、速やかにサロン会員に対して通知するまたは本サイトへ掲載することによって、その旨を開示するものとします。
  • 本条第1項に定める事由によって本件サービスが停止した場合、これによってサロン会員が何らかの損害を被ったとしても、当社はこれを賠償する責任を負わないものとします。

第8章 管理体制

第29条(データの管理)

  • 当社は、本件サービスにおけるデータの管理について、以下のとおり確認します。
    • (1)サロン会員は、本件サービス内にデータを作成、管理することができます。
    • (2)本件サービスの各機能はコンピュータープログラムによる自動処理によって実現し、直接人の手による操作は行わず、また本件サービスの提供において、直接人が、データの閲覧、編集、削除等の管理を行うことはありません。
    • (3)当社は、サロン会員が本件サービスの機能を用いて作成、管理するデータについて当社の従業員が閲覧、開示、内容の訂正、追加または削除、利用の停止、消去および第三者への提供の停止等一切の管理を行ってはならないものとします。但し、サロン会員の作業を支援する等の目的でサロン会員から別途依頼を受けた場合はこの限りではありません。
    • (4)当社は、本件システムの整備および本件サービスの利便性向上等のために必要な範囲において、サロン会員の本件サービス利用に関する統計情報を取得する場合があります。但し、係る場合においても、当社は本条前各号の定めを遵守します。
    • (5)当社は、本件システムを構成するコンピュータープログラムの保守管理業務について、個人情報の保護に関する法律、政令、ガイドラインその他の法令等および日本工業標準JIS Q 15001「個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」(以下「諸法令」といいます。)に準じ、当社が策定した個人情報保護マネジメントシステムを遵守するものとします。

第30条(安全管理体制)

  • 当社は、サロン会員に本件サービスを提供するにあたり、諸法令および本規約に基づき、本件システムを厳格に管理し、不正なアクセスおよびコンピュータープログラムの紛失、破壊、改竄、漏洩等の危険に対して、技術面および組織面において合理的な安全対策(以下「安全対策」といいます。)を講じるものとします。
  • 当社は、当社の従業員に対して安全対策を遵守させる義務を負うものとします。

第31条(データセンター)

  • 当社は、本件サービスの安定供給および本件システムの安全管理を目的として、以下の条件を満たすデータセンターを選定し、本件システムを設置します。
    • (1)無停電電源装置
    • (2)全二重系統電源
    • (3)耐震または免震構造
    • (4)24時間365日の有人警備、監視
    • (5)空調・湿度調整
      冗長構成の高効率年間冷房空調機の使用
    • (6)入局管理
      • (ア)ICカードおよび本人確認
      • (イ)入退出の記録の保持
    • (7)施錠管理
      サーバーラックの施錠
    • (8)防火・消火設備
      特殊ガスによる消火(スプリンクラー不可)
    • (9)防水設備・浸水対策
    • (10)監視カメラの設置
  • 選定したデータセンターの名称や所在地等当該データセンターを特定できる情報は、安全管理上の理由により非公開とします。

第9章 秘密情報等の取扱い

第32条(守秘義務)

  • 本規約に基づいて、サロン会員および当社の間で交わされる営業上・技術上の情報のうち、①秘密情報である旨を明記の上で開示された情報、②情報の開示後7日以内に秘密情報である旨を書面により通知した場合の当該情報(以下「秘密情報」といいます。)は、本条に定める秘密保持義務の対象とします。
  • 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれか一つに該当する情報は秘密保持の適用対象外とします。
    • (1)開示を受けた時点で、開示を受けた者が既に保有している情報
    • (2)秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
    • (3)相手方から提供を受けた情報によらず、独自に開発した情報
    • (4)本規約に違反することなく公知となった情報
    • (5)相手方から秘密情報である旨の表示がなされず提供された情報
  • 本条第1項および第2項の規定にかかわらず、本件サービスに含まれる技術情報、製品化に関するアイデア、インターフェイス、操作遷移、その他の情報は秘密情報に含むものとします。
  • サロン会員および当社は、秘密情報の存在、内容および秘密情報の提供を受けた事実を第三者に漏洩してはならないものとします。
  • サロン会員および当社が、秘密情報を第三者に開示する場合は、事前に相手方の書面による承諾を受けなければならないものとします。
  • サロン会員および当社は、秘密情報を、本規約に定める業務遂行に必要な範囲内でのみ使用することができ、他に転用してはならないものとします。
  • 本条に定める秘密保持義務は、本件サービスの利用期間満了後(利用期間が更新されたときは更新期間満了後)2年間存続するものとします。
  • 本条にかかわらず、サロン会員および当社は、サロン会員が本件サービスを用いて作成、管理するデータの秘密保持義務については、第29条の定めに従うものとします。

第33条(公的機関による開示請求への対処)

  • サロン会員および当社は、裁判所若しくは政府機関が、法律上の根拠を示して秘密情報の開示を求めた場合、対象となる秘密情報を開示することができるものとします。
  • 前項の場合、秘密情報の開示を求められた者は、開示を求められたことを、速やかに相手方に通知しなければならないものとします。
  • 第1項の定めにより秘密情報を開示する場合、開示する秘密情報の範囲は、サロン会員および当社の間で協議のうえ、必要最小限に留めるよう努めなければならないものとします。
  • 当社は、裁判所や警察等の公的機関が、法律上の根拠を示して、本サイトに関するIPアドレス、アクセス日時等のアクセスログの開示を求めた場合、当該アクセスログを開示することができるものとします。

第10章 知的財産権

第34条(知的財産権)

  • 本件サービスの名称「美歴」は当社の商標または標章です。
  • 当社は、本件システムを構成するソフトウェアの著作権は当社に帰属することを保証します。
  • サロン会員は、知的財産権によって保護される当社の情報について、次の各号を遵守するものとします。
    • (1)複製・改変・編集等を行わないこと
    • (2)逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジニアリングその他一切の解析を行わないこと
  • サロン会員が本件サービスを利用することにより第三者の知的財産権を侵害した場合、本件サービスの提供者である当社は当該第三者に生じた損害について一切の責任を負わないものとします。
  • サロン会員が本サイト上に投稿・編集した文章、画像等の著作権については、当該サロン会員その他既存の権利者に留保されるものとします。
  • サロン会員が本件サイト上に投稿・編集した文章、画像等については、当社が運営するサイトまたはその他媒体・サービスにおいて、当社が必要と判断する処置を行った上で、当社が利用できるものとします。スタイリストは、本項に基づく当社による著作物の利用について、著作者人格権を行使しないものとします。
  • 本条第5項に定める、サロン会員が本件サイト上に投稿・編集した文章、画像等についての著作権を除き、本サイトおよび本件サービスに関連する一切の情報についての著作権およびその他知的財産権はすべて当社または当社にその利用を許諾した権利者に帰属し、本件サービスを利用する者は無断で複製、譲渡、貸与、翻訳、改変、転載、公衆送信(送信可能化を含みます)、伝送、配布、出版、営業使用等をしてはならないものとします。
  • 8 サロン会員は自らが著作権等の必要な知的財産権を有するか、または必要な権利者の許諾を得た情報等のみ、本サイト上に投稿するものとします。なお、サロン会員の投稿により、第三者の権利侵害等の問題が発生した場合、サロン会員は自己の費用と責任において当該問題を解決するものとします。

第11章 雑則

第35条(優劣関係)

  • 本規約の定めは会員規約に優先して適用されるものとします。
  • サロン会員および当社において個別の契約書を締結した場合、特段の事情なき限り個別の契約書は本規約に優先するものとします。

第36条(協議)

  • 本規約および会員規約に定めのない事項については、当社とサロン会員の間で誠意をもって協議し解決を図るものとします。

注釈

  • ※1 ファイアウォール(Firewall)
    組織内のコンピューターネットワークへの不正なアクセスを防ぐ目的で設置されるシステム。
  • ※2 パケットフィルタリング(Packet Filtering)
    すべてのネットワークパケットを通過させるのではなく、あらかじめ設定した条件にしたがって、パケットを選択的に通過させたり、通過を禁止したりすること。
  • ※3 ping
    インターネット上のホスト名とIPアドレスを対応させるシステム。
  • ※4 http(HyperText Transfer Protocol)
    Webサーバとクライアント(Webブラウザなど)がデータを送受信するのに使われる通信仕様。
  • ※5 smtp (Simple Mail Transfer Protocol) 電子メールを送信するための通信仕様。
  • ※6 dns (Domain Name System)
    インターネット上のホスト名とIPアドレスを対応させるシステム。
  • ※7 ntp (Network Time Protocol)
    コンピューターの内部時計をネットワークを介して正しく調整する通信仕様。
  • ※8 CPU (Central Processing Unit)
    コンピューターの中で、データの計算・加工を行う中枢部分。
  • ※9 メモリ(Memory)
    コンピューター内でデータやプログラムを記憶する装置。
  • ※10 プロセス(Process)
    プログラムが実行している状態。

以上

附則
2013年4月24日 制定
2016年3月1日 改定

株式会社美歴
東京都港区赤坂二丁目9番11号
オリックス赤坂2丁目ビル
Phone: 03-5549-1742  Fax: 03-5549-1743