導入事例

サロン業務のDXでカルテ管理業務の効率化に成功!スタイル写真の活用とカウンセリングの標準化で顧客満足のさらなる向上! ku-to様

サロン業務のDXでカルテ管理業務の効率化に成功!スタイル写真の活用とカウンセリングの標準化で顧客満足のさらなる向上! ku-to様

埼玉県を中心にヘアサロン、マツエクサロンを展開しているku-to様(https://ku-to-minamiurawa.com)。サロンの成長に伴って増えた大量の紙カルテの管理作業の負担に、大きな課題を持っていた。
美歴+Webカードの導入により、カルテを探したり整理して収納する負担がゼロに。
さらに、提案の際に前回のスタイル写真を活用することでお客様とのイメージのすり合わせが正確になったり、スタッフ間の情報共有が容易になることで提案品質のボトムアップに成功。お客様の満足度向上を実感。

「施術内容を写真で管理できるようになったことで、仕上がりに対する満足度向上に大きくつながっている」

— 美歴導入以前と比べてサロン運営はどう変わりましたか?

導入以前は、営業時間外に紙カルテを探したり、カルテ番号順にしまったり、施術内容を思い出しながら紙に書いたりと、カルテ管理に関わる非生産的な仕事が、お客様が増えるのと比例して増加し、その作業だけで1日1時間も費やす状況になっていました。

美歴を導入したことで、そのムダな作業が一切なくなり、その分を練習やお客様対応などに充てられるようになりました。
1日1時間ですから、1ヶ月で3営業日分くらいの削減ができたことになります。スタッフの働き方の改善に大きくつながりましたね。また、毎回の施術内容を写真で管理できるようになったことで、仕上がりに対する満足度向上に大きくつながっていると実感しています。

「1年前の雰囲気にしたい」のようなオーダーって意外とあるのですが、紙に書いてある文字情報だけだと正確に思い出すことは難しく、お客様が希望するイメージとのズレが生じていることもあると思います。
お店が成長し、顧客が増えれば増えるほどそのズレによって満足できないお客様も増えていってしまうのでは、という懸念を抱いていました。

美歴を導入してからは、スタイル写真をわかりやすくカルテに保存できるようになり、お客様とのイメージのすり合わせを正確にできるようになりました。
仕上がりへの満足感や納得感が大きく向上したことを、お客様の反応から実感しています。

写真を残すことは、スタッフの情報共有においても有効です。
美歴を導入した頃は、スタッフの採用や店舗展開が進んでいて、担当の引き継ぎも増えていくタイミングでした。

美歴によって、前回までの写真を社内で共有しやすくなったことで、とてもスムーズに引き継ぎが行えるようになりました。
おかげで、お客様も安心して引き継ぎを受けいれてくださいましたね。

「施術が終わった時には施術内容の記録まで全て完了している」

— 普段の美歴の使い方を教えてください。

新規のお客様にはご来店時、お店のタブレットで電子カウンセリングシート(Webカード)に入力していただきます。
入力いただいた情報は、リアルタイムで「美歴 forBusiness」アプリに反映されるので、スタッフはその場で自分のスマホで内容を確認しながらカウンセリングに入ります。

施術前と後に、アプリ内のカメラで写真を撮り、そのままカルテにアップします。
薬剤や施術に関するメモも、施術しながら入力しています。
施術が終わった時には施術内容の記録まで全て完了している、といった感じで運用しています。

既存のお客様はお席に誘導後、「美歴 forBusiness」アプリで名前検索し、前回までの内容を確認しながらカウンセリングします。
事前に次回の予約日を登録して準備しておく使い方もあると思いますが、検索機能がスムーズで使いやすく時間がかからないので、その場で検索しちゃいますね。

カウンセリングでは、前回までの写真を一緒に確認しながらイメージのすり合わせをします。
その後は新規のお客様と同じ流れです。

紙カルテの時は、施術をしながら書き込むというのは難しかったので、営業後に思い出しながら書いていました。
時間がなくて当日書けず、どんどん溜まってしまうということもよくありました。
その辺の時間の使い方も、大きく改善されていますね。

「わからないことを問い合わせたら、いつでも即時に返答をくれてすぐに解決できるのが心強かった」

— 導入時苦労した点はありましたか?

紙に慣れているベテランスタッフが電子カルテをうまく使えるのだろうか、という心配がありましたが、いざ使ってみたら問題ありませんでした。

全ての機能を最初から使いこなそうとせず、少しずつできるところからやっていったのが良かったと思います。

また、美歴さんのサポート対応にもとても助けられました。
わからないことを問い合わせたら、いつでも即時に返答をくれてすぐに解決できるのが心強かったです。

即解決できるとスタッフの理解がどんどん深まり、次のステップにスピーディーに進んでいけるので、美歴のサポートにはとても信頼しています。

「来店2回目以降の電子カウンセリングシートで、顧客への提案の質向上を実現していきたい」

— 今後活用してみたい美歴の機能はありますか?

2つのことにチャレンジしようとしています。

1つは、EC機能の活用です。
お店に来店しなくてもいつでも商品を継続購入できるのは利便性が高いですし、お客様の髪の状態を保っていく上でもとても重要だと考えています。

ただ、「EC」のような今までにやったことのない取り組みの重要性をスタッフ全員に理解させるのは、実績がないと難しいと考えています。

そのため、まずは重要性を理解している幹部スタッフで運用してみて、成功事例を積み上げている段階です。
しっかりと実績を作り、スタッフ全員が「自分も活用したい」と感じてもらえる状態にしていこうと考えています。

もう1つは、来店2回目以降の顧客様に対するカウンセリングや提案の質のボトムアップのための美歴やWebカードの活用です。

新規のお客様へのカウンセリングはフォーマット化できていますが、顧客へのカウンセリングはスタッフそれぞれのやり方になってしまっており、そこを課題に感じていました。
何度も通っていただいている顧客様も髪のお悩みは変わっていきますが、それをちゃんと引き出す適切なヒアリングができるかどうかって、その後のリピート率や単価に大きく影響していきます。

この課題を解決するために、リピート率が高いスタッフによる顧客へのヒアリング内容や提案内容を、他のスタッフも同じレベルで行えるようにするための仕組み化を進めています。
そこで、来店2回目以降の顧客様のための電子カウンセリングシートを「Webカード」で構築しました。

顧客様にはご来店の都度、そのシートに入力いただきます。
質問内容がフォーマット化されているので、最適な提案に必要なことを聞き漏らすことがなくなります。

運用をスタートして間もないですが、早速効果が出ていてますね。
入力いただいた内容をもとに、トリートメントやヘッドスパなど追加メニューの提案や、ヘアケア商品の提案が自然とできるようになっています。
お客様も、「今の自分に合った提案」として納得感が上がり、お客様単価向上につながってきています。

「Webカード」の良いところは、施術記録と合わせて「美歴 forBusiness」アプリに一元管理できることです。
お客様に入力いただいたことに対してどんな提案をしたのか、管理者もチェック・教育にも活用できます。
この来店2回目以降の電子カウンセリングシートで、顧客への提案の質向上を実現していきたいですね。

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