都内で4店舗を展開されているヘアサロンのQUARTER様。
長年に渡る紙カルテの運用から美歴の電子カルテにスイッチ。
ベテランスタッフでもすぐに使いこなし、店舗全体で月52時間分の作業時間を削減することに成功!
美歴さんからの事例共有がきっかけでした。
長年紙でのカルテ運用をしていて、ベテランスタッフも多かったのでカルテを電子化するという発想自体がなかったんですが、美歴さんの話を聞くとうちの業務にも大きく削減できるポイントがありそうということに気づけました。
実際のアプリ画面もシンプルで使いやすそうだったので、これだったらうちでも運用できそうだとは思ったんですが、 スタッフも紙に慣れていたのでいきなり全店舗に導入するのではなく、まずはお試しで1店舗に導入してから様子を見てみました。
その後半年ほど使ってみて、スタッフの使いこなしている様子や業務効率化の効果を実感できたので今では全店舗に導入しています。
導入した効果は、まずはカルテに関する作業時間が削減できたことですね。
スタッフにつき1日あたり15分ほどの削減効果があり、全スタッフ分で計算すると月間52時間分の削減に繋がりました。
お客様の情報を写真で残せるようになったことで、前回のスタイルを正確に把握できたり、接客に関する注意事項をヘルプで入ったスタッフに共有ができたり、より適切なサービス提供ができるようになりました。
また当店は長年通っていただいているお客様が多いので、一人のお客様に対するカルテの枚数も多く収納スペースの問題がありましたが、それも解消できました。
カウンセリングシートも合わせてデジタル化したんですが、以前は紙に書いてもらった内容をPOSに手打ちで書き写すのが面倒で、うまく運用できていませんでした。
美歴さんでデジタル化してからは、お客様が入力された内容をそのままスタッフのアプリ内でいつでも確認できるので、初回のカウンセリングはもちろん、再来いただいたお客様に対しても以前のカウンセリングを見返して提案に活かしやすくなり、お客様満足度の向上に繋がっていると感じています。
予約表はPOSレジで管理しているんですが、ご来店の前日または当日の朝に各スタッフが予約を確認し、来店予定のお客様のカルテをピックアップしておきます。
ピックアップしたカルテをもとに前回の施術内容を確認し、接客や施術のイメージを考えるのに活用しています。
お客様がご来店されたら、新規の場合は最初にカウンセリングシートへご回答いただいています。
店頭に設置してあるQRコードをお客様のスマホで読み取ってデジタルカウンセリングシートを開き、そこからご回答いただいています。
ご高齢のお客様など、回答が難しい場合はスタッフがお店のタブレットで入力を代行したりもします。
担当するスタッフは回答されたカウンセリングシートを自分のスマホで確認し、施術前の写真を撮影します。
施術中は薬剤の情報などをアシスタントが適宜テキストで入力してくれます。
施術が終わったら仕上がりの写真をお撮りし、その他技術的なことや会話の情報などを入力して終了です。
創業から75年以上経ち、ベテランのスタッフも多く、さらにはお客様も比較的ご高齢の方が多くいらっしゃるので、デジタル化をうまく進められるか不安はありました。
しかしながら、提案時から店舗の状況に合わせた運用方法を考えてくださり、導入後も困った時には問い合わせたら想像以上に迅速に対応してくれるので、大きな苦労は発生しませんでした。
お客様も思った以上にデジタル化へ順応してくれたので、最初に思っていた不安は杞憂でした。
グループ全店でカルテ情報を効率的に共有していきたいと考えています。
ドミナントで店舗展開していることもあり、グループ店舗間でお客様が行き来することも多くあります。
今までは前回別店舗へ来店されたお客様の場合は、その店舗へ問い合わせて前回カルテを写真で送ってもらったりなど、手間や時間が多くかかっていました。
美歴では店舗間でカルテの確認ができる機能も備わっているので、その機能をうまく活用できればと思っています。
あとはEC機能の活用ですね。当社では以前からECにチャレンジしたいという声は上がっていたのですがなかなか手をつけることができませんでした。
全店で電子カルテの運用に慣れた段階で、美歴のEC機能の活用も考えていきたいです。